top of page

漢字テストに向けた勉強法

今回は「毎週の漢字テストのご家庭での学習法」に関してです。
 
補習校等に通っているお子さんは、毎週漢字テストがあることでしょう。
ご家庭だけで日本語の学習を進めている場合も、漢字の習得の確認をする必要がありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
 
※新1年生の保護者のかたへ
新1年生は、漢字を習い始めるのが2学期からの場合がほとんどです。
お送りしている漢字教材「読んで覚える」全5回を1学期中に完璧にできるようにしておくと、
2学期からの漢字学習が楽に進むと思います!
 
 
毎週の漢字テストに向けた学習の最終的なゴールは、
ほとんどの場合“書いて”満点を取ることだと思います。
 
漢字テストに向けて、
「とめ・はね・はらい」に注意して書いたり、
「送り仮名」に気を付けたり、
横にいるとついつい気になる書き順を指摘したり…
ご家庭で『格闘』されているかたも多いことでしょう。
 
TOWNK.netのサイトにも書いておりますが、
漢字テストに向けて、いちばん最初にする必要があるのは以下の2つだと個人的には思っています。
 
●漢字を読めるようになること。
●漢字の意味が分かるようになること。
 
ここで、毎週の漢字テストの具体的な学習法を紹介します。
・次週に出題される(出題されるであろう)漢字が読めるか確認し、読めるようになるまで繰り返します。
・その言葉を知っているか確認し、知らなければ教えてあげます。
それだけです。
 
読めるようになるまで“徹底的に”取り組んでください。
ただ、徹底的にといっても、恐らく10分ぐらいかなと思います。
 
もしも、これまでに漢字の練習に入る前に、読みや意味の確認・徹底をされていないようでしたら、ぜひ取り入れてみてください。
10分ほどですので、お子さんも気楽に取り組むはずです。
ただし、漢字テストの前日では効果がありません!
漢字テストの範囲が分かったその日に必ずやってほしいと思います。
それが終われば、ご家庭での漢字テストに向けた『書く練習』を行います。
『書く練習』に関しては、今までの習慣あると思いますので、今まで通り続けていただければと思います。
 
ちなみに、私の実践として、補習校担任時代にこの学習法の効果を確かめています。
次週に出る漢字をフラッシュカード風にして子どもたちと一緒に読むだけで、
翌週の漢字テストで確実に点数が取れるようになりました。
もちろん、我が子にも実践していました。
点数は…ご想像にお任せします(笑)

点数が取れるようになれれば、自信がつき、やる気も倍増します!

​「読み」から始める学習法。ぜひ試してみてください!

​おすすめのコラム

補習校や日本人学校で教えていた視点、そして、海外で子育てをした親としての視点。

海外に住む子どもたちが漢字を勉強することに対して、前向きになれるような視点で紹介します。

書き順は大切だと思いますか?」

 教育の現場で働いていますので、当然「書き順は大切です」と表向きでは言わないといけません!(笑)

ただ、海外に永住の子に対しては、学年が上がって書き順に力を入れる時間があるならば・・・ 

(続きを読む)

今回は、「漢字の読み」ができるようになると書けるようになる事例を紹介します。 

周りに日本人が多く住んでいる地域のかたは、お子さんが『漢字検定』を受ける機会があると思います。私の住んでいたロサンゼルスでも・・・

​(続きを読む)

私は、日本人学校・補習校に務める前に、現地校に通う子を対象にした補習塾に勤めていました。その塾では、幼稚園から高校生まで教えていましたので、各学年の学習のポイントを知ることができました。

海外に住んでいる小学生には、以下の2つの時期に学習の壁があると私は思っています。​

(続きを読む)

「とめ・はね・はらい」に関しては、保護者のかたから、とてもよくご質問をいただきます。

「とめ・はね・はらい」は、海外に住んでいる子には必要か?これは・・・ 

(続きを読む)

bottom of page